耳の病気
中耳炎
中耳と上咽頭(鼻の奥あるいは喉の上の方)をつないでいる耳管を通じて、鼻や喉のほうから細菌やウイルスが入り込むために、耳が痛くなったりつまったりする事を言います。
耳垢
耳垢を奥のほうに押し込んでしまうと耳がつまり、聞こえにくくなります。
難聴
最近聞こえづらくなった方、音は聞こえるけれども、何を言っているのかよくわからない方、一度ご相談下さい。
耳なり
耳鳴りが1日以上続いたり、突然激しい耳鳴りがしたり、何度もくり返し起きたり、耳鳴りが気になって日常生活に支障が出る場合は、耳鼻咽喉科の受診を検討しましょう。
体調不良の時や、大きい音を聞いた後の一時的な耳鳴りは、すぐに治まるようであれば心配はありません。
めまい
内耳の前庭や三半規管という、姿勢を調節する部分の異常が原因で起こることが多いです。
しかし、時にはこのほかに脳の病気や、少数ですが視覚、首の異常で起こることもあります。
検査
- 前庭機能検査、聴力検査
鼻の病気
花粉症(アレルギー性鼻炎)
アレルギーとは、体内に入ってきた異物に対して身体が敏感な反応を起こすことです。
代表的なアレルゲンには、スギ、ヒノキ、イネ科の雑草などの花粉や、ハウスダスト、ダニがあります。
副鼻腔炎
風邪に続いて副鼻腔の粘膜が腫れ、鼻水、鼻詰り、痰、顔面の痛みなどが生じます。
繰り返し悪化すると慢性副鼻腔炎(蓄膿)になります。
鼻出血
俗に鼻血と呼ばれる鼻出血はいろいろな原因で起こります。全体の8割は単純性鼻出血で、鼻の粘膜を刺激して毛細血管が傷つくことにより起きます。
出血が少ないときは薬をつけるだけですが、出血が多いとき、繰り返すときは電気やレーザーで止血します。
抗凝固剤(血液サラサラの薬)内服中の方の血は止まりにくいので、早めに受診しましょう。
のどの病気
咽頭炎・扁桃炎(のど痛)
咽頭炎は、口の奥にある「咽頭」という部分が炎症を起こし、のどが痛くなったり、高い熱が出る病気です。
咽頭の中の扁桃腺が炎症を起こすことを扁桃炎といいます。
痛いのを我慢していると、こじれて扁桃腺の周囲に膿がたまり、息の通り道まで腫れると、呼吸困難になります。
気管支炎・喉頭炎(咳)
上気道や下気道に炎症が起き、咳が出ます。
引き起こす原因として、最も多いのはウィルス感染症です。
慢性化する場合は喘息など他の原因も考えられますので注意が必要です。
声帯異常(声枯れ)
声帯が腫れたとき、ポリーブなどができたときに声が枯れます。
のどに薬液を吸入し、のどの炎症を治します。
長期間続くときは、喉頭がんのチェックをします。
診療時間
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 | |
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休診日:水曜日、日曜日・祝日、盆・正月